裕太

ミクロポップは笑わない

それは、地球を去ったミクロマン達と再会して、 しばらくしてからのことだった。そのころ、 春と形容するには まだ肌寒いような陽気が続いていたと思う。久しぶりに研究所の外に出た僕は、 みんなと再会した土手で、 彼(と呼んでいいのだろうか?)に出会っ…